中古のAndroidのタブレットを買ったら重い。
なのでいろいろやってみた覚書

 

 

結論

頑張る前にまず最初に結論からお話します。

いろいろやってみてだいぶマシにはなりましたが、モッサリ感はまだ残ってます。



まずは公式オススメをやってみる

まず、Androidを開発しているGoogleの公式サイトで紹介されている内容をやってみます。

動作が遅いスマートフォンのトラブルシューティング

スマートフォンを再起動する

スマホを再起動させることによってRAM(メモリ)をリセットすることができます。

  1. スマートフォンの電源ボタンを押し、画面に表示される再起動アイコン 再起動 をタップします。
  2. 再起動アイコンが表示されない場合は、スマートフォンの電源ボタンを 30 秒ほど長押しして、スマートフォンが再起動するのを待ちます。

Android のアップデートを確認する

Android自体 のアップデートを確認し、最新のバージョンがあればアップデートをします。
ただし、古い機種では最新のバージョンにアップデートできないことがあります。

アップデートの方法など

ストレージの空き容量を確認する

  • ストレージとはデータの保管場所のことです。本体に内蔵されている内部ストレージと、SDカードなどの外部ストレージが一般的です。
  • 空き容量が全体の 10% 未満になると問題が発生することがあります。
  • 「アプリ一覧」→「設定」→「ストレージ」で空き容量がわかります。
  • 容量が少ない場合は、キャッシュを削除したり、不要なアプリを削除したりしてみましょう。
  • 写真や動画のデータをmicroSDカードなどの外部ストレージに移したりするのも良いです。 ( メーカー別:ファイルの移動方法 / au )




大切なデータのバックアップも兼ねて、オンラインストレージを利用するのもよいと思います。
手軽で有名なところだとGoogleやAmazon。GoogleフォトとAmazonフォトは写真や動画のみですが、GoogleドライブとAmazonDriveはPDFなど写真以外のファイルも保存できます。無料で使えますが容量制限があります。

ストレージに関するあれこれ


定番の方法をやってみる

上記のGoogleオススメとは別の定番方法をまず試してみます。

キャッシュを消してみる

使用済みアプリを終了してみる

アプリが使用するメモリは Android で管理されているため、通常はアプリを閉じる必要はありません。(【公式】Google
ですが、動作が遅かったり不安定だったときにはアプリを閉じると改善することがあります。

RAM(メモリ)を解放してみる

RAM(メモリ、作業用メモリ)とは、アプリや Android システムなどのプログラムが実行される場所です。

普段、RAMは Android で管理されていますが、同時に処理するデータ量が増えたりするとRAMがいっぱいになり、動作が遅くなったり不安定になったりします。
そうなった場合はRAM(メモリ)を解放することによって、動作が遅い状態を解消できます。

RAM(メモリ)の解放とは、キャッシュの削除、起動中のアプリの終了、再起動などで、これらの処理をまとめたメモリ解放アプリも多数あります。

なお、メモリという言葉については、「内蔵メモリ RAM ○ GB / ROM ○ GB」と機種のスペック表に記載している会社もあり少々紛らわしいのですが、通常「メモリ解放」とはRAMの解放となります。詳しくは 知らないと恥ずかしい? メモリの「RAM」と「ROM」の違い / ITmedia (古い記事ですが今も大きく変わってはいないと思います)。
また、一部のメモリ解放ソフトでは、RAMだけでなくストレージ(いわゆるROM)の中身もチェックしてくれるものがあります。

RAM(メモリ)の解放やRAM、メモリについてあれこれオススメサイト



さらにいろいろやってみる

常駐アプリ(バックグラウンドアプリ)を停止する

常駐アプリ(バックグラウンドアプリ)とは、Android起動中、ずっと裏(バックグラウンド)で動いているアプリのことです。アプリを終了させても裏ではずっと動いています。
LINEやメールの新着通知がくるのはこのシステムになります。

便利ですが、常駐アプリが増えすぎると遅くなったり不安定になったりするので、不要な常駐アプリは停止させましょう。
なお、これを停止すると通知がこなくなるかもしれません。メールやラインを停止させる場合は注意してください。

常駐アプリの停止とかいろいろおススメサイト

アプリをアップデートしてみる

アプリが古いままだと不具合が発生していることがあります。アプリのアップデートを行うことで不具合が解消されることがあります。

アプリが問題の原因かどうかを確認する

セーフモードで起動することで、動作が遅い原因がアプリかどうか確認することができます。

セーフモードとは、一時的に出荷前の初期状態へ戻す機能のことで、ダウンロードしたアプリがすべて一時的に無効になります。
ですから、セーフモードで起動をしそれでも遅い場合はスマホ本体に問題がある可能性があります。



ホームのウィジェット、ライブ壁紙を減らしてみる

ウィジェットとは、ホーム画面に設置できる時計や天気予報などのアプリのこと。常駐アプリなので表示させるだけでRAM(メモリ)を使います。
ライブ壁紙とはホーム画面などで使用する動きのある背景のこと。壁紙にアニメーションを利用できるほか、端末の位置情報や動きなどに応じた画像を表示することもできます。これもRAM(メモリ)を使うので、動きのないシンプルなものに変えましょう。